2018年12月5日発売日の週刊ヤングジャンプ最新話!(2019年1号)
あおざくら114話のネタバレと感想をご紹介していきたいと思います。
この記事を読むことで最新話の内容がサクッと分かりますよ~!
あおざくら114話 ネタバレ
放送で呼び出された坂木が向かった先にいたのは…。
怒り心頭の様子で立っている制服姿の妹・乙女だった。
乙女は会うなり、土佐弁でまくしたてる。
「厳しい大学に進学したのに、電話したら全然出んし…」
「高校の先生もこじゃんち心配しょったぞね!」
坂木に対してすごい剣幕で怒鳴り散らす乙女、という図に、他の防大生たちは、
『あの坂木が女子に怒られてる…』
『あの坂木に絡むなんて…!!』
と恐れおののく。
対して、頬をかきながら話半分で乙女のお説教を聞く坂木。
防大生は職務中、緊急時でなければ携帯を触ることはできないし、土日か校友会の合間くらいにしか触れない、と説明する。
乙女は一瞬許す雰囲気になるも、土日であれば連絡できるはず、と追及する。
しかし、それにも全く動じない坂木。
そんなやり取りを見つけ、ニヤリとする人物がいた。
「お嬢さんいかがしましたか?ウチの小隊の人間が何か失礼を…?」
と入ってきたのは、千葉だった。
「坂木学生が何か?」と、暗黒の笑みで問いかける。
『千葉―――!!』
『やばいのが来た!』
と、内心焦る坂木。
「…彼女は岡上乙女と申しまして、私の妹です」と、説明する。
それを聞いて、『妹――――!?』とどよめく防大生たち。
坂木の説明を全く聞かない上級生たちは、いつも坂木を鍛えている自分たちを乙女に紹介しろと頬を染めながら命令するも、「嫌です」と、坂木はにべもなく即回答した。
と、そこで、群がる上級生を散らす千葉。
『あーこいつが一番めんどくせえ。』
『オレをイジりまわすキッカケをまた与えてしもうた…』
と、うんざりする坂木。
しかし、そんな坂木の胸中に反し千葉は、「せっかくの家族との対面だ。防大を案内してやれ」と命令する。
予想外の出来事に一瞬ぽかんとする坂木だったが、すぐに「はいっ!」と敬礼し、乙女を案内に連れ出した。
「高知の実家じゃなったのか?どうやって防大まで来たんだ?しかも一人で…」
坂木が乙女に問いかける。
乙女は神奈川の伊予おばさんのところに泊めてもらったらしい。
「伊予おばさんか。じゃあ実家に無断で出て来たわけじゃないいんだな」
と、乙女の心配をする坂木だったが、それに対し乙女は怪訝な顔をする。
「さっきからその喋り方なんなが?」
方言を使わずに話す兄に、関東に染まってしまったのかと、逆に心配する乙女。
そんな乙女に対し坂木は、自衛官は方言を使ってはいけないのだと説明する。
方言があるせいで、報告が通じなかったら大変なことになってしまうことが想定されるからだ。
そのために、防大生でいる間も、標準語で会話できるようにしておかなければならないのだ。
そのころ岡田はくしゃみをしていた。
乙女は、坂木の説明に感心するも、すぐに寂しそうにふくれっ面になる。
「喋り方はかまんき、ちゃんとメールは返してや…」
「うちらぁ、離れ離れでも家族やろ?」
乙女のその言葉に、中岡の顔が浮かぶ坂木。
「姓が違っても、どんあんい遠くに離れちょっても、同じ大地のどこかに立っちゅう家族やろ?」
そう笑う乙女に、坂木は自分が自衛官を志した理由を再確認したのだった。
『そうよ、そうやきオレは、防大に決めたがちや』
『離れちゅう家族もみんな、まとめてオレが守っちゃるって…』
『自衛官として、国ごと守っちゃるって…』
その夜、上級生たちが坂木の元を訪ねてきた。
「オマエの妹ちゃん、カワイイって話聞いてさ…」
「その…クリスマスダンスパーティーとか呼ぶことできないか?」
女子人員がたりないからと坂木に頼み込む上級生だったが、またもや「嫌です。」と恐れを知らぬ即回答で断る坂木。
その様子を「シスコン」と、千葉にからかわれるのだった。
時は流れ、防大の卒業式。
海上自衛隊の制服に身を包む千葉。
また会いそうな気がする、という千葉に対し、坂木は航空自衛隊に配属されたから、もう一生会わないかもしれない、とまた憎まれ口を叩く。
そんな坂木に対し千葉は、「…かもな」と、帽子を振って去っていった。
さらに時は進み、現在。
そこには、バーでタバコを吸っている坂木と千葉の姿があった。
いまだに背のことでいじってくる千葉に対し、キレる坂木。
「そうやってケンカっ早いとこは相変わらず…」
そう言って、坂木の後輩を心配する。
続けて千葉は、
「この世界に足を踏み入れた人間はどこかしらで、己1人の命をかけて…何百、何千、何万人の命を助けたいって思ってる…」
「その気持ちを尊重してやれよ」
と、先輩らしく説くのだった。
そして2人のもとに、1学年の時に防大を去った中岡が姿を現した。
3人が集い、昔話に花を咲かせるようだ。
あおざくら114話 感想
坂木の過去編が完結しました!
ツインテールの可愛い岡上学生も登場です。
土佐弁で怒鳴る姿も可愛いですね。
連絡が来ないことに対してむくれる岡上の様子は、やっぱり兄さんが好きなんだなー、と実感させられますね。可愛い。
それにしても、坂木が自衛隊を志した動機は、なんだかスケールが大きかったですね。
お金のために入学した人や、アニメを守りたいという自分の趣味のためだけに防大に来た人もいる中で…。
さすが、坂木はかっこいいです。
また、坂木の回想の中にひっそりと現れた「ゴリラみたいな一年生」。
これは、西脇でしょうか?
同部屋になる前から、多少なりとも接点があったことが伺えますね。
先輩と後輩、同期、家族…
様々な関係の人たちの「絆」について語られた、坂木の過去編でしたね。
その中でも特に今回は、家族に対する絆が感じられた回でした。
次話のネタバレはこちら↓
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