2019年01月09日発売日の週刊少年サンデー最新話!(6号)
絶対可憐チルドレン527話のネタバレと感想をご紹介していきたいと思います。
この記事を読むことで最新話の内容がサクッと分かりますよ~!
絶対可憐チルドレン 前話までのあらすじ
強い超能力を持って生まれてくる子供たち『チルドレン』は、その能力を善きことに使うべきだと考える研究者皆本率いる『ザ・チルドレン』のバベルと、いつか普通の人間との間に争いが起こると予知した複合超能力者兵部京介率いる犯罪組織パンドラに分かれ、長く敵対していた。
が、超能力者を洗脳して兵器として使うブラック・ファントムを前に、バベルとパンドラはいわば休戦に。
パンドラの長、兵部京介は右腕である真木司郎をブラック・ファントムによって精神汚染され、ついに直接対決を迎える…!!
絶対可憐チルドレン527話 ネタバレ
推定年齢が80(!!)を超えている兵部に対して、『早く大人になれ』と説く真木。
もちろん真木お得意の炭素繊維での強力な攻撃も冴え渡っています!
洗脳を解除するためのスキを作るため、兵部が選んだのは何と昔話!
大丈夫か、おじいちゃん⁉
第二次世界大戦中、優秀なエスパーを集めた陸軍の特殊戦闘に特化した小隊『超能部隊』に所属していた兵部。
両親を失った兵部にとって超能部隊は家族であり、隊長である早乙女は父のように慕う存在だった。
だが早乙女は、敵国コメリカから亡命を求めてきた予知能力を持つイルカ“伊―八号”によって、兵部がエスパーを率いて世界を破壊するヴィジョンを見てしまう。
敗戦を目前にし、超能部隊のメンバーを化け物と罵倒する早乙女。
頭部を銃で撃たれながらも奇跡的に生き延びた兵部は、超能部隊抹殺に関わった人々に復讐の牙を剥いてきた。
だが、復讐を終え、長い年月が過ぎた今、彼の心にはある想いが生まれていた。
「プライドの高い隊長には自決以外道はなかった」
「…なのに撃ったのは僕の頭」
悲し気に語る兵部に、真木は目を見開く。
早乙女は兵部たちを殺すのではなく、兵部たち超能部隊と共に死ぬことを選んだのだ。
その頃、ザ・チルドレンの四人娘は、兵部の腹心・藤浦葉と出会う。
葉から兵部の苦戦を聞いたチルドレンは、追手として現れたクローン体エスパーを葉に任せ、兵部と真木の元へ向かう。
振動波を操るエスパー葉は、クローンに音撃能力“ビッグマウス”を喰らわせながら叫んだ。
「…他人のことをガキだとか大人になれとか、真木さんの口からさんざんイタいこと言わせやがって」
「俺たちは全力でガキのまま生きようとしてんのさ!」
葉さんは計算上まだハタチ前後のはずですが、このセリフ、突き刺さった人多そうですね。
「特にウチのジジイは、2~3周回ってアレなんだぜ!!」
高笑いする葉さん。
ジジイこと兵部京介は、まだ真木との対戦中。
自らの額に銃を向けた早乙女のことを、
「間違いなくあれは、無理心中だったのさ」
と悲しげに言う兵部。
真木に、早乙女のことを許したのか、と問われ、微笑んでいるような、それでいて今にも泣きだしそうな、そんな顔で兵部は答えます。
「許しちゃいないさ。ただ、理解したんだ。」
兵部の記憶の中の、優しく温かかった早乙女隊長の姿で絶対可憐チルドレン527thは終了。
絶対可憐チルドレン527話 感想
今週の絶チルはとにかく、前回から引っぱっている真木の「大人になれ」という説得というか説教が、兵部にも読者にもじわじわ効きまくる展開でした!
前の戦いで大怪我をし、復活するにあたって質量もパワーも使い、さらに縮まったというかチビっ子感の増した兵部に対しての右腕真木さんによるアイタタタな“口撃”。
いくら黒い幽霊に洗脳されてるからって、それを少佐に言っちゃだめですね、真木さん!!
そしてパンドラ幹部三人衆の最年少ワガママっ子藤浦葉の、
「ウチのジジイは、2~3周回ってアレなんだぜ!!」
その音撃、長年の絶チルファン全員に効いちゃってますから……!!
しかし少佐は、兵部京介UNLIMITEDの時と比べると、主線が薄いというか影が濃いというか、このままフッと消えてしまいそうです。
自分は大人にはならないと決めたはずの少佐ですが、あの事件を「理解した」というのは、もうすっかり大人の考え方なのでは……。
長く続いてきた兵部の旅も、ついに終わりが近いのかもしれないですね。
来週はセンターカラーで、しかも大事なお知らせがあるそうです!!見逃せませんね!
次話はコチラ↓
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