2019年1月10日発売日の週刊ヤングジャンプ最新話!(No.6・7)
あおざくら117話のネタバレと感想をご紹介していきたいと思います。
この記事を読むことで最新話の内容がサクッと分かりますよ!
あおざくら 前回までのあらすじ
前回までのあらすじを見ていない人は、先にコチラをお読みください!
ストーリーをしっかり楽しむには、前話もちゃんと読んでおかないとダメですよ~。
[browser-shot url=”https://www.cultstory.com/2018/12/28/aozakura-116/あおざくら117話 ネタバレ
近藤の部屋で、沖田が踊っている。
沖田はダンス経験者ということで、近藤がクリスマスダンスパーティーに出ると聞き、近藤の部屋までやって来た。
「近藤クン、クリスマスダンスパーティーに出るって聞いたよ。」
「どういう心境の変化?」
沖田の問いに、近藤はいきさつを話す。
女子の欠員を補填するため、開校祭のときの「恋の片道切符」で自分にメッセージを送ってくれた人たちを招待したこと。
招待した女の子たちに恥をかかせないため、自分も出る羽目になってしまったこと…。
沖田は自分の姉の美月が来ることを知らないため、無邪気にワクワクしている。
『あーそれにしても松井とか呼ぶべきじゃなかったかなー…』
『ダンスの下手さをすんごい指摘されそう…』
と、近藤は想像して顔を青くする。
一方そのころ、武井は何かを探していた。
「ない!ない!な―――い!!」
鬼の形相で探していたのは、クリスマスダンスパーティーの当選通知だった。
パソコンをいじりまくる武井。
「まさか落とされたのか!?ざけんなァー!!」
参加者の選抜は、あくまで抽選である。
『防衛大学校学生イベントクリスマスダンスパーティー&卒業ダンスパーティー!』
『社交的かつ健全な出会いがある最強のイベントなのに!!』
『あわよくば他の大学のミスコン出場者や才女と触れ合い出会えるビッグチャンスなのに!!』
モテたい武井は必至だ。
『近藤のやつはスキルを活かし、上手く忍び込んだようだな…』
『オレもこのまま引き下がっていられるものか……』
燃える武井は、再びパソコンに向かい何かを始めた…。
そして廊下を移動中、武井の前にいたのは坂木の部屋から出てきた原田だった。
なぜ坂木の部屋から原田が出てくるのか?
呼び出しであれば小付の近藤が一緒にいるはずだが、原田は一人だった。
後日、食堂で食事をとる防大生。
近藤の後ろを坂木が通り過ぎがてら、近藤をダンスの練習に誘う。
近藤がダンスの練習をするためPXの上の講堂へ行くと、松岡も来てくれていた。
「じゃあさっさとやるぞ」と、坂木が練習を始める。
松岡が社交ダンスのステップについて解説を始めた。
「社交ダンスの基本はワルツだ。まずは基礎となる、3拍子のステップを練習する。」
松岡が足の動きをひと通り教えると、坂木がやってみろ、と促す。
しかし近藤は、ギクシャクとしていてかなり不自然な動きだ。
「呪われてんのかテメェ。」
坂木が突っ込む。
不安なまま、次は坂木がパートナーとなって、組んで練習をすることになった。
「まず「ホールド」…組み方だ。」と、坂木が近藤に女子との組み方を細かく教えていく。
微調整を加えたが、ホールドを組んで立っているだけならなんとか様になっている。
「いささか華のない悲しい気持ちになるんですが…。」
微妙な顔をする近藤。
「いいからこれでまた3拍子の動きしてみろ。」
「オレの方に向かって来い。軽く倒すつもりで。」
2人は組んだまま動き始める。
すると、1歩目、2歩目、3歩目と、全てのステップで坂木の足を踏む近藤。
「テメェ、ふざけてんのか!?」
キレる坂木。
松岡いわく、近藤は動きが固すぎるという。
社交ダンスでは儀仗隊のようなカッチリした動きより、柔らかい動きが求められる。
さらに、社交ダンスでは男性が女性をリードしなければいけないため、かなりの練習量が必要になるのだ。
そこで、近藤は一人でもできる「ボックス」と呼ばれるステップの練習を始めるように言われた。
合同練習までにこのステップを繰り返し練習し、固さを取ることが目標だ。
その後、自習室。
近藤が社交ダンスのステップの練習をしている。
同室のシンチャイが近藤の練習に付き合ってあげようとするも…。
またしても、近藤は全てのステップでシンチャイの足を踏む。
「近藤とはしない!!」
シンチャイは怒って練習を放棄した。
『けっこうマズイな…これで女性の足踏むとか、シャレにならないぞ…』
頭を抱える近藤だった。
それからというもの、近藤は常にダンスのステップを考えながら生活していた。
乾布摩擦のときも、掃除のときも、校友会のときも…。
ご飯を器に盛るときも、風呂で湯舟に浸かるときも、プレスの時ですら、ダンスのステップは頭から離れない。
坂木たちとも練習を重ね、やっと坂木に「マシになってきた」と言ってもらえるようになった。
そして、再び坂木と組んで踊ってみる。
今度は坂木の足を踏むことなく、ボックスを踊り終えることができたのだった。
「やれたじゃねぇか。」
坂木は珍しく笑みを浮かべる。
そして、「あとは本当に女子とやれるかだな。」そう言って、「おい!」と呼ぶと、スカートを履いた人物が入ってくる。
なんと、女装した西脇だ。
後ろにいる松岡は青ざめた顔を背けている。
「紹介する。西脇子ちゃんだ。」
坂木はそう言って、西脇を連れてくる。
西脇は裏声で、
「ワキコ、ダンス初めてだからわかんなーい。」
「こいつにリードしてもらえば大丈夫だ。」と坂木。
「行くぞォ!!」
西脇の掛け声とともに、踊り始める2人。
「ちゃんとリードしろ!」
と罵声を放つ坂木だが、近藤は大きな西脇に振り回されリードどころではない。
坂木の怒鳴り声と、迫ってくる西脇に怯えながら練習する近藤。
クリスマスダンスパーティーまでは、あと10日と迫っていた。
あおざくら117話 感想
ダンスの練習が始まりましたね!
マンガではダンスのステップについて細かく描写してあり、さながらダンス漫画です。
思い返せば、中学や高校の体育祭で、ステップは完璧なのにやたら動きがぎこちない人、学年に何人かはいたのではないでしょうか…?
そんな苦い青春などが思い出される回でしたね…。
でも、近藤などは姿勢がいいので、ステップさえなんとかなれば、かなりかっこよく踊れそうです。
気になるのは、ダンスパーティーの抽選に漏れた武井ですね。
最近では松平以上に恋愛に対して積極的なので、もはやちょっと壊れ気味です。
抽選には漏れてしまいましたが、次はどんな手段で出会いを求めるのでしょうか?
また気になると言えば、坂木や西脇はなぜ、ダンスで女性役もできるんでしょうか?
社交ダンスは通常、女性と男性でステップが違うので、異性のステップはきちんと覚えないと踊れないものです。
それを彼らは一体どうやって覚えたんでしょうか?
さらに、一瞬だけ出てきた原田の存在…。
このタイミングで出てきたということは、ダンスパーティーがらみで坂木の部屋にいたのでしょうか?
次回以降、武井と原田に要注目です!!
次話はコチラ↓
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