村上海賊の娘123話ネタバレと感想|景に負けじと奮闘する漢たちの熱き戦い、その行方は―

2019年2月4日発売日のビックコミックスピリッツ最新話!(2019年10号)

 

村上海賊の娘123話のネタバレと感想をご紹介していきたいと思います。

 

この記事を読むことで最新話の内容がサクッと分かりますよ~!

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村上海賊の娘 前回までのあらすじ

前話を見ていない人は先にそっちから!!

 

前回のあらすじが分からないまま最新話だけよんでも、面白くないですからね( ̄ー+ ̄)キラーン

村上海賊の娘122話ネタバレと感想|七五三兵衛と対峙する景に、果たして勝機は見えるのか?
2019年1月28日発売日のビックコミックスピリッツ最新話!(2019年9号) 村上海賊の娘122話のネタバレと感想をご紹介していきたいと思います。 この記事を読むことで最新話の内容がサクッと分かりますよ...

村上海賊の娘123話 ネタバレ

燃え盛る安宅の上で、景は七五三兵衛と対峙している。

 

それを、こちらも炎上している安宅で、景の叔父・吉充は、景に呼びかける。

 

「景。」

 

「逃げるのだ。」

 

しかしその吉光の前には、40人余りの兵が取り囲んでいる。

 

いかな吉充でも、この人数を相手にして景の助けに間に合うとは考えられない。

 

「あの馬鹿…」

 

景を見てつぶやく吉充。

 

そこへ、

 

「よそ見をしている余裕があるか。」

 

義清が切っ先を吉充へ向け、「突き」のかたちで向かってくる。

 

「まずいっ」

 

吉光は、青龍刀で義清が繰り出す突きをかわしていく。

 

「吉充とやら 刀は振り回せばよいというものではないぞ。」

 

挑発する義清に

 

「四十超えても落ち着きがなくてな。」

 

と返す吉充。

 

なかなか義清を突破できずに舌打ちをする。

 

しかし、

 

「ヤァッ。」

 

と、味方の兵が義清の背後から刀を振り下ろす。

 

「よしっ。」

 

にわかに笑顔になる吉光だったが、義清は「フン」と鼻を鳴らし、襲ってきた兵の腕を掴む。

 

そのまま片手で兵の体を回転させ、刀を奪うとそのまま兵の体に突き立てた。

 

この間、一度しか兵の方を見ておらず、吉充から目を離したのは、最初の一瞬だけだった。

 

『――この男…よほどの陸戦の巧者じゃ。』

 

『我らを安宅にて待ち構えたのも、あながち苦肉の策というわけではなかったのだな。』

 

『――ならば…』

 

吉充は青龍刀で義清とつばぜり合う。

 

義清と間近になったとき、

 

「どうじゃ、この辺りで お互い火消しに掛からんか。」

 

「このままいけばこの安宅も燃え尽きる。海に遁(のが)れたとて、わしらの小早がお主を逃がさぬぞ。」

 

「おのれにとっても損はなかろう。」

 

と提案する吉充。

 

しかし義清は「断る。」と即答だ。

 

「――そう来ると思ったよ。」

 

「動かぬと決めたはずの木津川河口の船団を奮い立たせ――」

 

「ここに寄越したのはすべて――」

 

「お前の差配であろう――」

 

吉充の言に、義清は黙る。

 

「自儘な戦は快かろう。」

 

ニヤリと言う吉充。

 

「…自儘じゃと?」

 

義清は聞き返す。

 

「左様、此度の戦、この村上吉充は主命に逆らったからな。」

 

「我らはあの姫を救いに来たのだ。」

 

義清は、七五三兵衛の顔が頭に浮かぶ。

 

「――そうか。」

 

「いかにも快い。」

 

「これほど痛快で、力が漲るのはかつてなかったことぞ。」

 

そう言って、泉州侍らしい顔つきになる義清。

 

「わしもよ。」

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豪快な笑顔で応える吉充。

 

2人は刀を構えながら声をたてて笑った。

 

別の安宅で、又右衛門は七五三兵衛に呼びかける。

 

「わしら、そろそろ逃げさしてもらいますわ。」

 

「よろしゅうおまっか。」

 

それを聞いた吉継は

 

「なにっ。」

 

と目をむいて、又右衛門のいる安宅の屋根に向かってよじ登る吉継。

 

「おのれ卑怯者!わしと戦え!そのふざけた性根ごと叩っ斬ってくれる。」

 

「いやですわ。」

 

飄々とする又右衛門。

 

「しゃあないですやん。」

 

「この有り様なんやし。」

 

「わしら、さっぱりええとこなしですやん。」

 

屋根の上から惨状を見渡す又右衛門。

 

「よくもぬけぬけとこいつ――…」

 

屋根の下から憤る吉継。

 

しかし七五三兵衛は、ガハハハと声を出して笑って、

 

「かめへん かめへん。」

 

と答える。

 

吉継は七五三兵衛のその回答に驚く。

 

「ほたら お前らもうええよって、好きに落ちや。」

 

七五三兵衛は大爆笑だ。

 

「…なんと…」

 

吉継は驚きのあまり動きを止める。

 

『どことなく武吉にも似ている――』

 

『――いい将だ。』

 

吉継がそんなことを考えているうちに、又右衛門はすっかり鎧を脱ぎ、ふんどし一丁に弓と矢だけ手にしていた。

 

「ほな遠慮のう。」

 

待て、という吉継の制止も意味はなく、又右衛門はニヤリと笑って

 

「さいならあ。」

 

と海へ飛び降りた。

 

それに倣って、兵や水夫たちも海へと飛び降りていく。

 

直後、吉継の元へ部下が報告に来る。

 

「船倉の舵、櫓ともにことごとくへし折られ、」

 

「使い物になりませぬ。」

 

それを聞いて、「あの野郎…!」と拳を叩いて悔しがる吉継。

 

それを、海面から顔を出した又右衛門が見上げていた。

 

「ほな、お達者で。」

 

笑いながらそれだけ言い残し、再び海に潜る又右衛門。

 

すぐ傍には、海賊たちの小早が迫っていた。

 

「はっ。」

 

笑い飛ばす吉継。

 

「あの男…わしの悔しがる顔を見に来たのだ。」

 

それを聞いて部下は訝しむ。

 

「しかし殿、そんなことのためにわざわざ危険を冒すでしょうか?」

 

吉継はしかし、そんな部下の疑問を受けて否定しない。

 

「ああふざけた男よ。泉州侍のことが少し分かった気がするわ。」

 

「だが逃がさぬ。」

 

そう言って吉継は次の手に移る。

 

「孫市。」

 

「敵の将を討ち取れ。弓を持った細身の男じゃ。関船を漕ぎ廻して探せ。」

 

と、雑賀党の孫市に叫ぶ吉継。

 

しかし孫市は、景の乗った安宅をじっと見つめている。

 

「――姫。」

 

『七五三兵衛――』

 

『雑賀党を打ち砕かれた借りを返すぞ――』

 

その目は狂気にも見える。

 

「おい。」

 

孫市は近くの者を呼び止める。

 

そして「種子島はあるか。」と問うた。

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村上海賊の娘123話 感想

今回、七五三兵衛と景の戦いに進展はありませんでしたね。

 

個人的には、周りとかどうでもいいから、早く七五三兵衛と景がどうなるか見たいところですが…。

 

今回は、吉充や義清をはじめとした、周辺人物の戦いにフォーカスされています。

 

登場では硬そうに見えた義清も、この戦いが始まったあたりから徐々に泉州侍らしさが出てきていますね。

 

泉州侍は、戦の最中だというのにユーモアを忘れず、自分の命さえ削って「泉州侍らしさ」を全うしようとする心意気は、憧れるところがありますね~。

 

一方の海賊たちもかっこいいです。

 

敵のことを「いい将だ」と素直に褒めるところなんかは、ひねくれたところがなく、戦に対してまっすぐで、「漢」という感じがしますね。

 

さて、ラストでは雑賀衆の孫市が種子島(火縄銃)を持とうとしていましたが…。

 

七五三兵衛は次回撃たれてしまうのか?

 

謝って景に当たっちゃったり?

 

それとも別の人物に…?

 

次回の展開も気になります!

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