村上海賊の娘122話ネタバレと感想|七五三兵衛と対峙する景に、果たして勝機は見えるのか?

2019年1月28日発売日のビックコミックスピリッツ最新話!(2019年9号)

 

村上海賊の娘122話のネタバレと感想をご紹介していきたいと思います。

 

この記事を読むことで最新話の内容がサクッと分かりますよ~!

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村上海賊の娘122話 ネタバレ

「オオオオオオ」

 

雄たけびを上げ、刀も持たずに七五三兵衛に向かっていく景。

 

「素手でわしに立ち向かおうてか。」

 

「覚悟せぇ景!」

 

そう言って、大きな体躯で刀を振り上げる七五三兵衛。

 

その表情はどこか嬉しそうにも見える。

 

走り寄る景と待ち構える七五三兵衛。

 

しかし、2人の戦いは、何者かの気配に邪魔される。

 

ゲホゲホとせき込みながら、船内から顔を出す。

 

「煙たいわ。」

 

そう言って出てきたのは…

 

「……嘘やろ。」

 

七五三兵衛が驚愕の表情でつぶやく。

 

彼の息子、次郎であった。

 

「おんどれ船下りぃ言うたやろが。」

 

怒鳴る七五三兵衛。

 

「方眉生えるたんびに剃っちゃるさかいな。」

 

必死の形相で次郎を脅す。

 

その瞬間、景が次郎に向かって走り出す。

 

「けっ。」

 

刀を振り上げ、景の後を追う七五三兵衛。

 

しかし、「…しゃあない、やらぁ。」

 

そう言って刀をおろす。

 

景は次郎の傍まで走り寄ると、飛びつくように身を投げる。

 

次郎は驚きのあまり、目を見開いたまま動けない。

 

しかし、景が飛びついたのは、次郎ではなかった。

 

次郎のすぐ脇に滑り込み、落ちていた刀を拾い上げたのだった。

 

今日は、拾った刀についていた誰ともわからない腕を叩き落とす。

 

そうして刀を構え、「七五三兵衛!!」と叫ぶ。

 

七五三兵衛は、次郎をヒョイと持ち上げ、屋根の上に放り投げる。

 

「お父(てい)!」

 

屋根の上の次郎は、不安げな顔で父を呼ぶ。

 

「おどれはそこで大人しぃしとれ。」

 

次郎にそう言うと七五三兵衛は

 

「景ォ!!」

 

と景に向きなおった。

 

同時に、景が走り出す。

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一瞬で七五三兵衛との間合いをつめる。

 

「おおっ。」

 

景に呼応するように、七五三兵衛が吼える。

 

気迫の表情で七五三兵衛に切りかかる景。

 

一瞬、楽しかった堺での宴会が脳裏をよぎる。

 

「姫さん容赦ないのう。」と七五三兵衛。

 

その瞬間、景はその巨体の前から姿を消す。

 

しかし七五三兵衛はしっかりと、景の姿を横目で捉えている。

 

七五三兵衛の後ろに回り込む景。

 

「さすがやな。」

 

「うちの奴らが束んなっても敵わんわけや。」

 

怒鳴る七五三兵衛の膝の裏をめがけて切り込む景。

 

『もらった――』

 

そう思った瞬間、ガキィィィィと金属音とともに、刀が何かに弾かれる。

 

渾身の力を込めた一太刀が阻まれ、ビリビリと震える刀。

 

驚愕する景の前には、七五三兵衛の大きな脛があった。

 

刀を防いだのは、脛当てである。

 

景が切り込んできた位置に膝を上げ、その脛で景の太刀を受けたのだった。

 

「うまいもんやろ。」

 

景を見おろし、ニヤリと笑う七五三兵衛。

 

「くっ。」

 

景は負けじと、二の太刀、三の太刀を繰り出す。

 

しかし、そのどれも体にまとう防具や鎧で弾かれてしまう。

 

『受け太刀に廻り再び太刀を叩き折られてはならん。』

 

『斬り続けるのだ――』

 

気迫を込めて、再び後ろに回り込み、渾身の一撃を放つ景。

 

しかし、今度は腕の鎧で弾かれ、その刀が七五三兵衛の体へ当たることはない。

 

「ざっとこんなもんや。」

 

終始、余裕の笑みを浮かべている七五三兵衛。

 

そして、

 

「おらぁっ。」

 

怒声とともに、景の細い首へ向けて刀を振り下ろす。

 

「ぐっ。」

 

景はその太刀を間一髪でかわす。

 

そして、七五三兵衛から間合いを取り、船のへりまで飛びのく。

 

しかし、そんな景の後ろからボォッと火が噴き出る。

 

「!!」

 

「火が…!」

 

後ろを気に掛ける景だが、前方からは大きな足音とともに、七五三兵衛の巨体が迫っていた。

 

「景。」

 

隣接する船から兄の叫び声が聞こえる。

 

「逃げよ。」

 

兄は必死に景を説得する。

 

「お前の敵う相手ではない。」

 

「景!!」

 

しかし、その声が景の元に届いている様子はない。

 

息を切らしながらも景は、前方の七五三兵衛に向かい意識を集中させている。

 

刀を構える景の後ろでは、大きく火の手が燃え盛っている。

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村上海賊の娘122話 感想

景と七五三兵衛の決戦です。

 

景は前回、七五三兵衛に刀を折られてしまっていましたが、次郎が現れなければ死んでいたかもしれませんね…。

 

景はもうずっと必死に戦っていますが、七五三兵衛は最初から最後まで、楽しんでいるかのような余裕の笑みです。

 

やはりいくら強いとはいえ、大柄で力も強い七五三兵衛には敵わないのでしょうか…。

 

しかし、作中で2人が仲良く酒を酌み交わしていたシーンが回想されたことからも、この2人はこういうコミュニケーションの取り方で、お互いの気持ちを確かめ合っているようにも見えますね。

 

七五三兵衛は、次郎を人質に取るような動きを見せた景に対して、一度は追うしぐさを見せるものの、すぐにその行動を理解して、景に猶予を与えていたシーンもありました。

 

ありがちではありますが、戦の中に身を置く者ならではの、命のやり取りの中でのコミュニケーションというやつでしょうか…。

 

七五三兵衛的には、本物の戦を見て醜態を晒した景が立ち直って自分に向かってくるという成長が嬉しいのかもしれません。

 

しかし、途中でも出てきましたが、兄は気が気ではないでしょうね。

 

元々景には、戦どころか船にも乗って欲しくはなかったのですから…。

 

さて、次回はついに決着がつくのでしょうか?

 

楽しみです!

 

次話はコチラ↓

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