ゴールデンカムイ187話ネタバレと感想|尾形と対峙するアシリパは、正義を貫くことが出来るのか?

2019年1月24日発売日の週刊ヤングジャンプ最新話!(8号)

 

ゴールデンカムイ187話のネタバレと感想をご紹介していきたいと思います。

 

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ゴールデンカムイ 前回までのあらすじ

前回のあらすじを見逃した人は、お先にこちらをお読みください!

 

内容が分からないまま読んでも、面白さ半減ですからね( ̄ー ̄)ニヤリ

ゴールデンカムイ186話 ネタバレと感想|ついに因縁の2人が再会!その結末は果たして…
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ゴールデンカムイ186話 ネタバレ

「ホパラタだぁ!!」

 

「いっけええ!!」

 

そう言って、杉元と白石、リュウを乗せた流氷は、杉元の上着の裾を帆のようにして風を受け、後ろ向きに進んでいく。

 

「またアシリパさんの教えに助けられちまったぜ!!」

 

一方、アシリパを連れて歩く尾形。

 

「何を思い出した?早く教えてくれアシㇼパ!!」

 

焦る尾形。

 

だが、アシリパは尾形を信じかねている。

 

困った尾形は、口から出まかせで

 

「俺は杉元に頼まれた」

 

と話す。

 

「…!?杉元?」

 

杉元の名に反応するアシリパ。

 

網走監獄で撃たれたのっぺらぼうと杉元に近づいたとき、杉元にはまだ意識があった。

 

『俺の親友は旅順で死んだ』

 

『アイツの嫁さんに金塊を…少しでいいから分けてあげてくれ』

 

『眼の手術を受けさせたいんだ…』

 

『頼む…尾形…』

 

そう頼まれたのだと尾形は言った。

 

「そんなこと一度も話さなかったじゃないか!!」

 

「「見に行った時はすでに死んでた」って…」

 

尾形の話に動揺するアシリパ。

 

「アイツが最後に話したのは 故郷にいる親友の未亡人のことだったからだ」

 

「こんな話…アシリパは聞きたかったか?」

 

尾形にそう言われ、言葉を詰まらせるアシリパ

 

“親友の未亡人”が杉元の「惚れた女」であると思ったのだ。

 

そして、暗号の秘密を教えてくれとさらに迫る尾形にアシリパは、

 

「そのひとの名前は」

 

「聞けたのか?」

 

思いつめた顔で聞く。

 

俺には、トメと聞こえた、と答える尾形。

 

「ほかには?」

 

「何を言っていた?」

 

アシリパは、杉元の最期の様子を聞きたがる。

 

『故郷へ帰りたい』

 

「杉元はそう言っていた…!!」

 

「だからアイツのためにも…」

 

渾身の演技を披露する尾形。

 

しかしさらに、

 

「他には?全部教えてくれ…」

 

「最後に何か食べたいとか…言ってなかったか?」

 

絞り出すような声で尋ねるアシリパ。

 

「あ?ああ…言ってたぜ」

 

「アイツは…」

 

『あんこう鍋が食べたい…』

 

尾形の描く記憶の中で杉元は、涙を流して尾形の手を握り、そう言った。

 

尾形のその答えを聞いたアシリパの瞳には、力強さが戻った。

 

「あんこう鍋?」

 

「そいつは杉元じゃない」

 

「尾形お前…誰の話をしているんだ?」

 

「私の知ってる杉元なら」

 

「「干し柿」と答えたはずだッ」

 

アシリパの確信がこもった言葉に、尾形は反論できないと悟ったのか、無言でアシリパと繋いでいた手に力をこめる。

 

「離せッ」

 

アシリパは尾形の手を振りほどき、ゴロンと転がる。

 

同時に、アシリパの持っていた荷物も散乱する。

 

落ち着け、と近寄る尾形から急いで逃げるアシリパ。

 

そのまま落ちた矢を拾い、

 

「近づくな」

 

「お前はなにひとつ信用できないッ」

 

そう言って拾った矢を尾形に向かってつがえる。

 

「あーあ…時間切れかな」

 

「やっぱり俺では駄目か」

 

「うまくいかんもんだな」

 

そう言って、尾形は頭をかく。

 

尾形の飄々とした様子を信じられないといった表情で見つめるアシリパ。

 

毒を仕込んである矢の先が小刻みに震える。

 

「ところでよぉ…前から気になってたことがひとつあるんだ」

 

冷たい目でアシリパを見下ろす尾形。

 

「初めて会ったときのこと」

 

「俺はよく憶えてるぜ」

 

「杉元が俺を殺そうとする時に止めたな?」

 

「この金塊争奪戦で不殺の誓いをたてて…『清い』ままでいようとしているアシリパに…」

 

「ずっと違和感があった」

 

「あの父親から人殺しの心得までは教わらなかったのか?」

 

「アイヌの偶像も『清い』必要があるのか?」

 

滔々と話す尾形の脳裏には、自身の父親が浮かぶ

 

「何の話だ…」

 

困惑するアシリパ。

 

「やれよ」

 

「俺を殺してみろ」

 

「清い人間なんてこの世にいるはずがない」

 

「自分の中に殺す道理さえあれば罪悪感なんぞに苦しまない」

 

再び父親の姿がちらつく尾形。

 

「…道理をやろうか?」

 

「お前の父親を殺したのは俺だ」

 

ついに告白する尾形。

 

アシリパは驚きのあまり硬直する。

 

「やれよ…お前も出来る…」

 

「お前だって俺と同じはずだ」

 

尾形に見下ろされ、矢をつがえる手に力を込めるアシリパ。

 

しかし、一瞬の逡巡の後、力を抜いて弓をおろす。

 

「私は殺さない…」

 

自分の信念を確かめるように言い放つ。

 

「…お前らのような奴らがいて良いはずがないんだ」

 

尾形はそう呟いて、アシリパに向かって銃をかまえる。

 

しかしその後ろには、人影があった。

 

杉元である。

 

2人に追いついたのだ。

 

憤怒に満ちた杉元は、般若のような顔で尾形を見つめてる。

ゴールデンカムイ186話 感想

ついに尾形の本性がアシリパに露見します。

 

尾形は終始、とことん悪者として描かれていますが、個人的にはちょっとかわいそうにも思えてきます。

 

尾形は、両親に愛されなかった心の穴を、殺害することで埋めようとしていた気がします。

 

つまり尾形にとって、道理があって殺すことは、悪いことであってはいけないのです。

 

だから、道理があるのに殺さない人間は自分を否定する人間であったのでしょう。

 

しかしそんな尾形こそ、一番「殺した」という事実に縛られているようにも見える描写がありました。

 

「道理さえあれば罪悪感に苦しまない」と言いつつも、殺した父親の影がちらつく場面です。

 

そう言う尾形こそが、罪悪感に苦しんでいるようにも聞こえるのです。

 

罪悪感を消すために、道理があって殺すことを正当化しているのに、それに反する人間がいては、罪悪感が蒸し返されてしまいます。

 

そんな複雑な心境を持って、素直に生きられない尾形が、なんだかかわいそうに思えます。

 

次回では確実に、杉元にやられてしまいますしね…。

 

しかし尾形の回想中の杉元は所々で変顔になったりしています。

 

杉元への敵対心が表れていますね。

 

しかも、トメって誰だよ!

 

あんこう鍋は尾形が好きな料理じゃん!

 

口から出まかせもいいところですね。

 

さて次回、尾形はいかにして杉元にボコボコにされるのか?

 

楽しみですね!

 

次話はこちら↓

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