王様の仕立て屋9話ネタバレと感想|依都の失敗で大クレーム発生!

2018年12月19日発売日のグランドジャンプ最新話!(2019年1/10号)

 

王様の仕立て屋 ~下町テーラー編~ 9話のネタバレと感想をご紹介していきたいと思います。

 

この記事を読むことで最新話の内容がサクッと分かりますよ~!

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王様の仕立て屋9話 ネタバレ ~下町テーラー編~

下町テーラー編では、恩義のある老舗テーラーの針生が入院した為、退院まで店番をする事になった織部悠が、毎回東京の下町、谷中にあるテーラー針生で様々な依頼を受けることになります。

 

第8話は針生親方の孫娘、針生舞花の友人であり、JK仕立て屋(の卵)大島依都(おおしま いと)がテーラー針生で織部に噛みつきかかっているシーンから始まります。

 

第7話で登場した大島依都は日暮里の繊維問屋街の近くで生まれ育った事で、幼い頃から縫物に親しんでおり、材料がすぐに調達できる地の利を生かしてネット販売でコスプレなどのイベント衣装の制作販売を請け負っていました。

 

彼女は型紙CADを使って制作をしていましたが、織部は基礎もできていないのに安易に機械に頼る事についてたしなめていました。

 

便利なツールがあるのに使わない理由はないと主張する依都でしたが、「織部は基礎も固まっていない内から変な癖がついたらどうする!」と声を荒げます。

 

仕事をやめる訳にはいかないという依都に

 

「これが日本の若手でございますと紹介したらナポリの若手に鼻で笑われる、冷やかしのつもりなら趣味の縄張りから出てくるな!!」

 

と織部は怒鳴るのでした。

 

舞花は依都もあれで真面目に取り組んでいるのだと庇い織部をなだめようとしますが、織部はジラソーレ社のユーリアに憧れて「将来は起業を考えている」という依都は職人の世界に飛び込もうとしているのだから甘い考えを持っていてはいけないと言うのでした。

 

「生半可な覚悟でレベルの高いナポリに挑んだって泣いて逃げるのが関の山だ。諦めるなら早い方が人生やり直しも利くってもんだ。」

 

という織部の言葉を舞花から来た依都は激高し、「要するにあたしのやり方を認めさせりゃいいんだろう。」と言い放つのでした。

 


 

そんな時に、お客様からの紹介で仕立ての仕事が舞い込みました。

 

ゲームプログラマーであり会社の代表でもある飯島は、独立してから交渉沙汰に直接出向く機会が増えたため、新社会人時代のスーツを引っ張り出して着用していたのですが、長年、Tシャツにジーパン姿でデスクワークに従事していたせいで内股の部分に脂肪がつき、パンツの部分が股ズレで破けてしまっていました。

 

アメリカのイベントに出席する予定があるが既製品では合うものが無いため、仕立てにするしかない。

 

しかし、心当たりはどこも予定が詰まっていて本番に間に合わないというのです。

 

パンツなら仕立ての経験があると、依都はこの依頼を引き受けてしまいます。

 

ネイビーのジャケットに合わせたグレーのパンツを型紙をとり、仮縫いもして、ミシンの直線縫いで一気に仕立てますが、その話を聞き、依頼者の写真を見た織部は職人にとって一番恐ろしいお客様かもしれないと言うのでした。

 


 

納品時、完成したパンツを着用した姿をみて、依都は仕上がりのマズさに気付きます。

 

パンツのセンターラインが真っすぐ下りずに、斜めになっていたのでした。

 

何度もやり直しをしますが調整は上手くいかず、依頼人を怒らせる結果になりました。

 

依都は織部に泣きつき、もう一度打ち合わせ、採寸から始める事になりました。

 


 

型紙を作らない織部に驚く依都でしたが、織部はナポリの職人は型紙を作らずに、職人の勘を重視するのだと言うのでした。

 

飯島は厚い脂肪で解りづらいが典型的なO脚で、それを真っすぐに見せるためには外側が膨らむように裁断し、アイロンで癖をつけるように仕立てなければいけないと織部は教えます。

 

可動域を計算し、立体を想定して布を裁断しなければならない。

 

「ここの勘を養っていないと、パソコンにも狙った完成図が入れられん。」

 

何度も仮縫いをし、パンツはあと少しで仕上がろうという段階に入った所で、なんと飯島はキャンセルをしてしまいます。

 

「着るものにこだわりがなく、尻さえ入れば黙って代金を払ってくれる。そういうお客様が職人にとって一番怖いんだ。」と織部は教えます。

 

そして、「仕上がりを試しもしないで注文を覆されちゃ職人の一分が立たねぇんだよ!」と、織部はパンツの仕上げを続けます。

 

依都は出来上がったパンツをアメリカに出立する直前の飯島に無理矢理渡しました。

 

出来上がりに満足した飯島は代金を聞いて目が飛び出さんばかりに驚くのですが、依都は押切り、支払いを確約させます。

 


 

アメリカのイベントでは、ジャケットパンツ姿で貫録を増した飯島の評判は上々でビジネスは大成功を収めます。

 

織部は依都が正統な仕事に専念するなら指導してもいいと言いましたが、依都は注文に応えるにはハイテクも必要と言い切ります。

 

そんな依都に織部は、

 

「ハイテクなツールを使う事については大ブランドの現場も普通に使っているから生産性は認めなきゃならないだろうが、そういうのは別に専門のオペレーターを雇った方が良い、この頃のハイテクはある日突然際の河原で積んだ仏塔を崩しに来るから油断ならない。」

 

と言い捨てます。

 

その後、ソフトの大型アップデートにより使い慣れたボタンや設定が無くなってしまったため、依都は再び織部に協力を請う羽目になるのでした。

王様の仕立て屋9話 感想

東京を舞台に移した物語は舞花の他に新しく依都という女子高生が加わり、華やかさがぐっと増えました。

 

第9話は新しい価値観が幅を利かせる社会で伝統的な技術が生きる、という、王様の仕立て屋シリーズで何度も出てきたテーマに、これまた何度も出てきた若い世代への技術の継承というテーマの二重奏が展開されました。

 

しかし、この漫画に出てくる女性のほとんどが気が強く自立精神旺盛な為、依都もおいそれと簡単に織部の元に下ろうとはしないようです。

 

これまで織部が指導したイタリアやフランスの若者とも違った東京の女子高生が、今後どのように変化していくのか楽しみにさせてくれる話でした。

 

次話はコチラ↓

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